当弁護団が2023年5月1日に開始し、6月30日に終了した調査についての概要や今後の予定をご案内致します。
7月11日にお知らせした内容の再掲も含みますので、更新部分を()で明示しております。
ご回答者の皆様へ御礼(再掲)
まずご回答いただいた方に厚く御礼を申し上げます。非常に多岐にわたる質問項目であったためにご回答いただく時間が相当長時間となったであろうと想像されるほか、なによりお辛い経験の記憶を呼び起こすことにも向き合っていただいたことと存じます。
回答を完遂できなかった方々におかれましても、大変な中でご回答に取り組んでくださったものと思いを致しております。多大なるお時間や精神面のご負担をおしてご協力くださり、誠にありがとうございました。
弁護団一同、誠意と強い責任感を胸に抱いて、皆さんの思いが込められたこれらの貴重な情報の今後の分析等必要な作業に取り組み、必ず社会に役立つように還元する決意でおります。
調査概要(再掲)
今回の調査では以下の回答をいただきました。ご協力いただいた皆様に再度の深い感謝を申し上げます。
主に、いわゆる二世三世と呼ばれる方の回答 583件
身近な人がエホバの証人に関与していた方の回答 49件
回答総数
632件※
※重複回答等除外前の件数です。有効回答数ではありません。
現在の状況
ご協力いただいている大学教授等専門家の先生方の力をお借りして当弁護団で分析を進めております。
今後の予定(更新)
従来のお知らせでは、調査の結果、エホバの証人内において「宗教の信仰等に関係する児童虐待等への対応に関するQ&A」(令和4年12月27日厚生労働省子ども家庭局局長通知)等に定める児童虐待が現在においても継続していることが確認できる場合若しくはその可能性がある場合や、又は児童虐待についてのエホバの証人教団の組織的関与が疑われる場合には、行政府や立法府にもお知らせする予定であるとご案内をしておりました。
調査の結果、当弁護団では単に調査結果を公表するだけは十分ではなく、行政府や立法府にもお知らせすることが必要であると判断致しました。今後は、行政府や立法府にお知らせするための活動も併せて行います。
公表時期に関しては、行政府や立法府へのお知らせ等の事項が増加したため2023年10月半ばを一応の目安と致しますが(9月半ばから変更しました)、当弁護団が適切だと判断する時に本ホームページ上にて公表すると共に記者会見を予定しております(実施日時は決まり次第お知らせします)。
本件に関するお問い合わせ、記者会見開催通知等について
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